タウリン アミノ酸
タウリンはアミノ酸の一種で、魚介類や軟体動物に多く含まれるアミノ酸の一権で、「含硫アミノ酸」という分類に含まれます。体内で合成することの出来る非必須のアミノ酸で、体内では心臓や筋肉、脳、肺、脾臓、骨髄などに多く含まれています。人間の筋肉や胆汁酸と結合して存在しています。交感神経抑制作用があり、食塩由来の高血圧を改善し、心疾患の予防にもなります。人間の体には、生きていくために必要最小限のタウリンを作る機能があります。また、普段の食事から平均して１日100〜300mg のタウリンを摂取しています。タウリンは「サザエ」「とこぶし」「貝類」「いか」「たこ」などに多く含まれています。食事から摂れない場合はドリンク剤などを利用しても良いでしょう。過剰症の心配はありませんので、健康維持に積極的に摂りましょう。タウリンを摂取すると、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンという物質が増加します。これにより、痴呆予防になるといわれています。
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